2022年11月18日に撮影され、翌19日に北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)が公開した写真。北朝鮮の金正恩(右)が、娘の金主愛氏とともに、平壌国際空港で発射前のICBM「火星17」を視察している (KCNA VIA KNS / AFP)

習近平に訪朝観測 中朝接近の裏にある「本当の狙い」

韓国メディアによると、中国共産党(中共)の習近平党首が、早ければ来週にも北朝鮮を訪問する。韓国政府は、関連する動向を注視しているという。専門家からは、今回の訪問について、表向きは中朝の友好関係に基づく交流だが、その背後には複数の戦略的思惑が絡んでいるとの見方が出ている。習近平の「後継体制」をめぐる観測から、中朝双方の思惑が交錯する微妙な関係まで、国際社会の注目を集めている。

聯合ニュースは5月21日、韓国政府高官の話として、習近平が今月下旬または来月初めに北朝鮮を訪問する可能性が高いとの情報があると報じた。この高官は、中共の王毅外相が先月、平壌を訪問したことに加え、習近平の警備・儀典関係者が最近、平壌入りしたことにも言及した。

韓国外務省は、政府として関連動向を注視しており、朝中間の交流が朝鮮半島の平和と安定の維持に資することを望むと表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
ドバイ発テルアビブ行きのフライドバイ機で発生したハイジャック事件で、負傷したインド人機長は回復している。副操縦士には過激思想の影響が指摘され、当局はUAEやイスラエルなどが動機や組織的関与を調べている
中国のスマートカーが海外市場に急速に進出する中、車載カメラやマイク、GPS、通信システムを巡り、各国でデータや国家安全保障上の警戒が高まっている。現在、英国、米国、ポーランド、イスラエルなどが、それぞれ程度の異なる制限措置を講じている。
米中の高官による会談で、日中関係が議題となった。日本メディアが政府関係者の話として伝えたところによると、トランプ米大統領は中国共産党中共)党首の習近平との会談で高市早苗首相を称賛し、習近平に高市氏との直接対話を促した
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている
米サイバーセキュリティー企業によると、中共政権と関係のあるハッカー集団TA419は元ホワイトハウス高官らになりすまし、AI規制や輸出規制を研究する専門家を標的にフィッシング攻撃を行った。米国や日本のシンクタンクなども標的