2025年10月13日、ドイツ・ツヴィッカウにあるフォルクスワーゲンの電気自動車工場の全景。前年と比較して、同社の欧州における電気自動車販売は75%以上の成長を達成した。(Jens Schlueter/Getty Images)

EU対中貿易赤字1日10億ユーロ 関税強化と供給網再編で産業主権防衛

欧州連合(EU)は対中で1日10億ユーロの貿易赤字に直面。中国EVや部品流入を受け、供給網の多元化義務や懲罰的関税を検討している。ドイツ製造業の雇用減少や「中国ショック2.0」の影響も浮き彫りとなり、産業主権の行方が焦点となっている。

この状況を打開するため、EUは強硬措置を検討しており、供給網の多元化の義務化や懲罰的関税の導入などが含まれる。  

中国共産党(中共)が貿易手段の「武器化」を強める中、EU委員会は積極的な立法措置の準備を進めている。英紙『フィナンシャル・タイムズ』がEU関係者の話として報じたところによると、EUは現在、供給網の「リスク低減」に関する法案を検討しており、化学や産業機械などの重要分野の企業に対し、主要部品の調達先の分散を求める方針である。  

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