習近平の表情から心情分析 「悲しみ」が大幅増加=台湾の研究員
中国共産党総書記の習近平は今年に入って以降、海外訪問を行っておらず、北京市を離れる機会も目立って減少している。専門家がAI(人工知能)を用いて習近平の表情の変化を分析した結果、「悲しみ」や「嫌悪」の感情が大幅に増加していることが判明したといい、軍上層部に対する粛清との関連を指摘する見方が浮上している。
習近平は半年以上にわたり外遊を行っておらず、中国国内の視察も近距離の日程に限定されるケースが多く、北京を離れる機会は少ない。直近の外遊は昨年10月から11月にかけての韓国訪問だった。今年4月末には上海を訪れ、基礎研究の強化をテーマとする座談会に出席している。
読売新聞によると、台湾の政府系研究機関の中央研究院の研究員・蔡文軒氏は、習近平が遠距離の移動を控えている背景には、中国共産党(中共)内部の政治情勢の変化がある可能性があると分析している。
関連記事
「引退しても逃げられない」 中国共産党政権では近年、退職から18年を経た高官を摘発する事例も出ている。米紙は、習近平の反腐敗運動が汚職摘発から「忠誠心を試す粛清」へ変質していると報じている
中国当局が昆明で米国籍のミャンマー人学者を拘束。米大使館は渡航リスクを連日警告し、恣意的拘束や出国制限、二重国籍不認可による領事支援の制約に注意を呼びかけた
中国共産党の重要会議で「習近平党建思想」を初めて明示。一方で幹部の発言構成や役割分担に「異例」との指摘も。党内の力学変化をめぐり観測が広がっている
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く
EUの情報機関は、中国がロシア軍兵士数百人を国内で訓練し、一部がウクライナ侵攻の前線に投入されたと確認した。ドローンや電子戦などが含まれ、EUは15日の外相会議で議題とする見通し