メルセデス・ベンツ 米議会審議中の新法案で米国販売が不能に陥る恐れ
メルセデス・ベンツの筆頭株主は北京市政府が出資管理する自動車メーカー・北汽集団(BAIC)であり、中国人富豪が保有する持ち株と合わせると2者の合計が15%を超え、米国下院で審議中の新法規の適用要件を満たす可能性があり、新型ベンツ車の米国での販売に支障をきたしかねない。
すでに米国下院エネルギー・商業委員会を通過した「2026年自動車現代化法案(H.R.7389 – Motor Vehicle Modernization Act of 2026)」は「外国の敵対的政府が直接または間接的に株式を保有する」自動車メーカーによる米国への輸入・販売・製造を禁止するものだ。中国、ロシア、北朝鮮はいずれも「外国の敵対国」に分類される。
同法案には中国資本系企業向けの適用除外条項が設けられており、2026年1月1日以前から米国で5年以上にわたり乗用車を生産している自動車メーカーは除外の対象となり得る。
関連記事
米中間選挙をめぐる外国勢力の干渉を阻止するため、米ヘグセス国防長官がサイバー軍や情報機関に指示。情報収集・サイバー能力を駆使し、選挙インフラへの脅威や外国の影響工作に対処する
トランプ米政権が、バイデン前政権の「性自認」を性差別に含めた規則を撤回。教育省は、トランプ氏が政権発足直後から進めてきた規定を復活させたと表明した
米政府はイラン経済への圧力を強めている。スコット・ベッセント米財務長官は、イランが中国向けに引き渡せる石油は減少しており、最後の貨物は今後2週間以内に引き渡される可能性があると述べた。
トランプ米大統領は26日、今週の中国共産党(中共)党首、習近平との会談で人工知能(AI)について「踏み込んだ議論」を行ったものの、米国はこの技術分野で中国共産党(中共)側と「統合(Integrate)」すべきではないと述べた。
トランプ米大統領は、習近平との会談で台湾問題に言及し、習近平は自身の考えを理解していると述べた。一方、会談後の米中双方の公式発表に台湾への言及はなかった