世界経済の体制は変化した 気付いていない投資家を待つ悲劇
論評
過去40年間の大半において、投資家はインフレ率が低下し、最終的には低金利となることが当たり前の世界で行動してきた。株式60%、債券40%で構成される「60/40ポートフォリオ」は見事に機能した。中央銀行はインフレを抑え込み、株式市場を支えた。しかし、その世界はすでに消え去った。それに代わって現れたのは、かなり居心地が悪く、そして1960年代や1970年代を研究したことのある者にとっては不気味なほど見覚えのある光景である。
我々は今、体制の転換期(レジームチェンジ)にいる。問題は、投資家が最終的にそれを認めるかどうかではなく、彼らが認めるまでにどれほどの富が失われるかである。
関連記事
米国防情報局は、中共軍が2030年までに指向性エネルギー兵器を軌道上に配備する能力を備えると予測。米軍の通信・偵察衛星への脅威が増す一方、中共側にも技術や指揮系統の制約がある。米軍は衛星の分散配備や迅速な補充などで対抗する
中共空母「遼寧」が第1列島線の内外を往来し、フィリピン周辺の狭い海峡を通過した。周辺国への威嚇を指摘する一方、軍事的リスクや補給面の疑問も残る。不可解な訓練航路から、政治的示威と実戦上の合理性の隔たりを読み解く
市場の仕組みを無視した安易な「富裕税」を痛烈に批判。富裕層はすでに社会に多大な貢献をしており、彼らの財産を奪うことはイノベーションの阻害につながると警鐘を鳴らす論説
米中間選挙において、身内に距離を置かれたオバマや遊説を避けたバイデンに対し、トランプは自ら「最高応援団長」として猛烈に全国を駆け回る。逆風の世論調査にも怯まず、強気に自らを売り込む姿を追う
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考