6月10日、米司法省と米連邦捜査局(FBI)は、13件のインターネット・ドメインを差し押さえた。これらのウェブサイトは、中国共産党(中共)の情報機関と関係している疑いがあり、米国市民、特に現在または過去にセキュリティ・クリアランス(機密取扱資格)を保有し、米政府の機密情報や機微な情報に接触できる人物を標的に利用されていたとみられる。写真は、差し押さえられたウェブサイトのアドレスにアクセスした際に表示される画面。(大紀元記者撮影)

米司法省 中共関連疑惑の偽求人サイト13件を差し押さえ

米司法省と米連邦捜査局(FBI)は10日、中国共産党(中共)の情報機関との関連が疑われる13のインターネットドメインを差し押さえたと発表した。これらのサイトは、アメリカ政府の機密情報や機微情報に接することができる現職や元職員、とりわけセキュリティークリアランスを保有する、あるいは過去に保有していたアメリカ人を勧誘するために利用していた疑いがある。

起訴状によると、関係者らは2023年11月以降、少なくとも13の偽装コンサルティング会社のウェブサイトを開設した。これらのサイトでは、「コンサルティング」や「リサーチ」関連の職種を募集する曖昧な求人広告を掲載していた。対象は現職および元米政府職員や軍関係者で、専門的なサービスの提供を求める内容だったが、依頼主に関する情報は一切明示していなかった。

裁判所提出の資料によれば、関係者らはSNSや各種オンラインプラットフォームを通じて応募者を募っていた。利用されたプラットフォームにはUpwork、Expertia AI、Hubstaff Talent、Wellfound、Post Job Freeなどが含まれ、偽コンサルティング会社のウェブサイトへのリンクを掲載していた。

▶ 続きを読む
関連記事
ホワイトハウス公式文書に基づき、トランプ第2期政権の主要施策と実績を解析。国境警備、減税、エネルギー独立、DOGEによる行政刷新など、主要公約の実現成果を網羅的に詳解する
ミシガン州の上院選最終盤で、民主党のスティーブンス下院議員が共和党候補支持へ転換。反ユダヤ主義広告を巡る対立が引き金となり、党を揺るがす事態に。異例の寝返りがもたらす波紋を追う
米連邦最高裁は中間選挙前日、非市民の投票が疑われるカリフォルニア州の郵便投票約2万枚の隔離を求めた司法省の緊急申し立てを却下した。トランプ政権の訴えは下級審に続き退けられた形となる
米ミシガン州上院選で、民主党のスティーブンス下院議員が自党候補ではなく共和党のロジャース氏支持を表明し波紋を呼んでいる。両陣営・関係者の反応を5つのポイントで解説する
専門家は、中共が中国製AIや微信(WeChat)を利用し、米国の政治的議論や選挙に影響を及ぼす可能性を指摘した。中国製AIの回答に見られる検閲・宣伝の傾向や、中国系住民の間で広がる偽情報への懸念も浮上