2025年8月29日、上海のポップマート店舗で、来店客が玩具の展示を見ている様子。(Hector Retamal/AFP via Getty Images)

中国で成人の玩具消費が拡大 若者の「感情消費」と市場成長の実態

近年、中国では成人がぬいぐるみやブロック玩具、ブラインドボックス、キャラクターIPとのコラボ商品などを購入する動きが広がっている。18歳から39歳の年齢層が、特定の玩具カテゴリーで主要な購買層となっている。こうした消費は「自分を喜ばせる消費」や「感情消費」と呼ばれている。  

専門家の中には、この背景について、経済の低迷や雇用環境の厳しさ、社会的な圧力の高まりがあると指摘する声がある。若者が手頃な価格の商品を通じて、一時的な心理的満足感を得ようとしているとみられる。  

中国メディア『第一財経』は6月12日、広州や深圳などの商業エリアで、ハリー・ポッターのコラボ商品やレゴのパーツ、ポケモンカード、アイロンビーズ、IPコラボの金製アクセサリーなどが、成人の間で人気を集めていると報じた。店舗の売り場も、子ども向けから成人の嗜好に合わせた構成へと変化しているという。  

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