植田和男日銀総裁 (Photo by PHILIP FONG/AFP via Getty Images)

日銀 政策金利1.0%へ引き上げ方針  31年ぶり高水準 総裁不在の異例会合

日本銀行は6月15日、2日間の日程で金融政策決定会合を開始した。翌16日には、現在0.75%程度としている政策金利を1.0%程度へ引き上げる方針だ。

利上げの背景には、長引く円安や原油高による物価上昇への強い危機感がある。中東情勢の悪化から3か月あまりが経過する中、日銀は物価が想定を超えて上昇するリスクへの対応を急ぐ構えである。

日銀内部では、今回の物価高について、動きが速く、規模が大きく、広がりを持っているとの見方が出ている。利上げによる景気の冷え込みを懸念する声もあるが、物価のさらなる上昇を抑えることを優先すべきだとの判断に傾いている。

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スコット・ベッセント米財務長官は9月8日、外国為替市場で円安を見込む取引を続ける市場参加者に対し、自身には日本政府や日本銀行の政策動向を把握できる「情報面での優位性」があると強調し、「望むなら私と反対に賭けてみろ」と警告した。
日銀による9月の利上げが市場の共通認識となりつつある中、円相場は一時、1ドル=152円付近まで上昇し、10年物国債利回りも一時3%を突破した。市場の関心は、9月に利上げするかどうかから、日本の金利がどこまで上昇するのかへと移りつつある。
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財務省が9月7日に公表したデータによると、日本の外貨準備高は8月末時点で1兆2075億2400万ドルとなり、7月末から795億7500万ドル減少した。減少率は約6.18%で、記録が残る中で最大の月間減少幅となった。
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