権威主義政権の国境を越えた弾圧に反撃を 欧州議会議員らが要求
欧州連合(EU)の立法府議員らが、権威主義的政権が海外の標的を沈黙させようとする「越境弾圧(トランスナショナル・リプレッション)」への対抗措置強化を訴えた。
欧州議会は6月18日、越境弾圧と外国からの干渉を「最も強い言葉で」非難する動議を採択した。欧州委員会および加盟国に対し、欧州域内でのこうした行為に「ゼロ・トレランス(一切容認しない)」の姿勢で臨むよう求めている。
「越境弾圧は民主主義、人権、そしてEU加盟国の安全保障に対する最も深刻かつ見過ごされてきた脅威の一つとなっている」と、この取り組みを主導するドイツ人議員ハンナ・ノイマン氏は「今回の報告書はその対抗策への第一歩だ」と声明で述べた。
関連記事
ロシアのペスト研究所で、28歳女性職員が原因不明の肺炎で死亡。当局はペストを否定する一方、隔離を強化。トランプ第一次政権の元米高官は「ペストより恐ろしい可能性」と懸念
ロシア・イルクーツク抗ペスト研究所の28歳職員が「原因不明の肺炎」で死亡。約1か月前には、中露が黒竜江省で、国外からのペスト流入を想定した越境感染症の合同訓練を実施。同研究所の所長も参加していた
フランス全土で学生らの抗議デモが拡大。教育への不満を背景に始まった運動は、「反ファシズム」「パレスチナ解放」など政治的主張も前面に。急進左派の人物を「大統領に」と訴える声も上がっている
ドイツ連邦情報局(BND)の元長官が国家反逆やスパイ容疑で逮捕された。約2千点の機密文書が流出した疑いがあり、子供の誘拐事件の捜査をきっかけに発覚
トランプ米大統領は10月5日、リトアニアへの軍事基地設置を検討すると表明した。リトアニア政府はこれに先立ち、関連費用を負担し、米軍の駐留に必要な条件を整える意向を公に示していた。