2026年6月23日、ロシアのプーチン大統領は、モスクワのクレムリンで高等軍事学校の卒業生と面会し、演説を行った。(Gavriil Grigorov/POOL/AFP via Getty Images)

ウクライナ 戦火をプーチンの足元まで拡大

ウクライナ軍はドローン攻撃でモスクワを含むロシア本土深部への打撃を強化。防空体制の限界を突き、インフラや後方支援を揺るがしている。プーチン政権の威嚇は効力を失いつつあり、戦争は新たな局面に入った。

6月21~22日にかけての夜、ウクライナ軍は再びモスクワを攻撃した。これは過去1週間で首都圏に対する3回目の攻撃である。ウクライナ参謀本部によれば、標的はモスクワ近郊ドゥブナ市の通信センターで、ロシア国内外の衛星通信リンクを管理する重要な地上通信ハブである。これに先立ち、6月15~18日にかけて、モスクワ製油所を含むモスクワ近郊のインフラを立て続けに攻撃していた。

独立系メディア「Meduza」は、5月にウクライナ軍がロシア東部方面軍の後方への攻撃を大幅に強化したと指摘している。6月に入ると、攻撃目標は次第に西部のヘルソン州およびクリミアへと移った。

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