2026年7月2日、米ニューヨークの国連本部前で、チベット旗を掲げた男性が焼身抗議を行い死亡した。写真は、男性の姿にモザイク処理を施した動画の一場面。(動画より)
命を懸けたチベットの叫び

国連本部前でチベット人男性が焼身抗議

米ニューヨークの国連本部前で7月2日、一人の男性がチベットの旗を掲げて焼身自殺を図り、その後、搬送先の病院で死亡した。

ニューヨーク市警によると、現場は国連本部近くの交差点。警察は当初、身元を公表しなかったが、亡命チベット人メディアや関係者によると、男性はチベット独立運動に取り組んでいたロガ・ランゼン(Loga Rangzen)氏で、現場ではチベットの自由と団結を訴える演説をライブ配信した後、自ら火を放ったという。

知人は現地メディアに対し、「中国共産党によるチベットへの厳しい統治に強い怒りを抱いていた」と語っている。

▶ 続きを読む
関連記事
増え続ける戦没者と連日の空襲に晒されるウクライナ。前線で飛び交うドローンやミサイルを支えるのは中国製の半導体や部品だ。現地キーウからのルポを通じ、中国共産党の影を告発する
米特使ウィトコフ氏とクシュナー氏のモスクワ・キーウ歴訪に合わせ、露ウ両国が首都への攻撃を72時間停止した。プーチン大統領は特使と会談し仲介努力を評価。ゼレンスキー大統領も実質的対話に応じる構えを示す
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
ベッセント米財務長官がG20で、中共による製品ダンピングへの各国の連携を呼びかけた。経済学者ラカジェ氏は、中国の過剰生産能力が世界の製造業の競争力を損なっていると指摘
イタリアでメローニ政権の連続在任日数が4日、1413日となり、同国の戦後政権で最長となった。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。