国際的な金相場が今年1月の高値から急落し、第2四半期としては13年ぶりの大幅下落となった(David Gray/AFP)

金価格 年初来3割下落 下半期は4100ドル前後で推移か

国際金価格は依然として方向感に乏しいもみ合いが続いている。年初来では約3割下落しており、先行きについては投資家や専門家の間で見方が分かれている。世界黄金協会が発表した年央見通しでは、今年下半期の金価格は1オンス=4100ドル前後で推移するとしている。

2026年1月末、ロンドン現物金価格は1オンス=5598ドルと過去最高値を記録した。しかし、米FRBによる利上げ観測などを背景に、金価格は6月に一時、1オンス=3959ドルまで下落した。

ただ、FRBのケビン・ウォーシュ議長は7月1日、欧州中央銀行フォーラムで、インフレリスクはやや後退しているとの認識を示した。また、アメリカの6月の非農業部門雇用者数は5万7千人増にとどまり、市場予想の11万3千人を大きく下回った。これにより、FRBが近く利上げに踏み切る可能性は低下した。

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