新疆ウイグル自治区前トップを党籍剝奪 習近平側近また失脚 現政権の求心力に影
中国共産党(中共)は7月14日、新疆ウイグル自治区党委員会書記を務めた馬興瑞の党籍と公職を剥奪する処分を決めた。中共当局の発表は極めて厳しい内容で、「親族が職務上の影響力を利用して巨額の利益を得ることを黙認し、一族ぐるみの腐敗を行った」と異例に言及しており、これまで流れていた一部の情報とも符合する内容となった。
新華社通信によると、党中央は馬興瑞の党籍剝奪と公職追放を決定。党中央規律検査委員会(中紀委)と国家監察委員会は、馬興瑞の「重大な規律違反・法律違反」について立件し、調査を実施したという。先月30日に開いた政治局会議では、中紀委がまとめた「馬興瑞問題の調査結果および処分に関する報告」が審議、了承したとしている。
当局は、馬興瑞について「政治規律と政治的ルールに重大に違反した」と認定。側近らによる重大な規律違反や犯罪容疑を「黙認し、監督を怠った」と批判したほか、人事で他人に便宜を図り、自身や親族が違法に就職をあっせんしたと指摘した。また、贈答品や金品を違法に受け取り、親族による低価格での住宅購入を支援したほか、「権色交易(権力と色情の取引)」にも関与したと非難した。
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