2026年7月、中国・広西の洪水被災地。支援が届かず、住民は山を越えて食料を求め避難する(左)。食べる物もなく、洪水で流れ着いたごみの中からペットボトルを拾い集めて売る被災者(右)。(映像よりスクリーンショット)
支援も情報も届かない被災地

中国・広西洪水 支援届かず「何日も食べ物がない」

洪水が去っても、被災者の苦しみは終わっていない。

中国・広西チワン族自治区横州市では、記録的な豪雨で養殖池や複数のダムが決壊し、大洪水が発生した。道路や橋は流され、多くの山間部の集落が孤立。支援物資が届かず、住民からは「何日も食べ物がない」との悲痛な声が上がっている。

現地からは被災者がSOSを訴える投稿を絶えず発信している。しかし、その多くが中国当局の検閲で次々と削除されている。一部は削除前に海外のSNSへ転載され、それらから被災地の一端がうかがえるものの、被害の全容はいまも見えていない。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘
中国の製油業者が10月、香港とマカオ以外への石油製品輸出を停止したことが分かった。国内供給の確保が背景にあり、世界的な燃料供給の逼迫や価格上昇につながる可能性がある
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと