100回超の黙秘権行使 ファウチ氏に公聴会で追及 議会侮辱罪問われる可能性も
米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)の所長を1984年から2022年まで務め、新型コロナウイルス対策の中心人物だったアンソニー・ファウチ博士(85)は7月29日、米上院国土安全保障・政府問題委員会の公聴会に出席したが、同日に公開された自身の日記を巡る議員らの質問に対し、100回以上も黙秘権を行使し証言を拒否した。
ファウチ氏は冒頭陳述で、「議会と立法府を深く尊重しており、長年にわたり議会の要請に協力してきた。しかし、弁護士の助言に従い、憲法修正第5条に基づく権利を行使し、質問への回答を控える」と述べた。
その後の質疑では、修正第5条を理由に100回以上にわたり回答を拒否。同条は、刑事事件において自己に不利益となる証言を強要されない権利を保障している。ファウチ氏は2025年に予防的恩赦を受けている。
関連記事
トランプ米大統領は6日、米政府と防衛関連企業アンドゥリル・インダストリーズが共同で66億ドルを投じ、メリーランド州ボルティモア近郊に、先端技術を活用した新たな防衛用造船所を建設すると発表。潜水艦と自律型水中システムの生産能力を拡大する
米フロリダ州司法長官がWi-Fiルーター大手TP-Linkを提訴。製品の安全性や中国との関係について消費者に虚偽の説明をしたと主張。中国政府系ハッカーによるルーターの悪用やセキュリティ上の脆弱性も問題視
ロシアのイルクーツクで、ペスト感染の疑いをめぐり警戒が強まっている。原因不明の肺炎で研究所職員が死亡。米大使館は国民にロシアへの渡航自粛を呼びかけた
米上院が法輪功保護法案を全会一致で可決。人権弁護士のデービッド・マタス氏が注目するのは、臓器の出所をめぐる説明責任だ。法案が持つ重要な意味とは
米フロリダ州が、ファイザーとCEOを提訴。コロナワクチンを巡り、安全性や有効性について市民に誤解を与えたと訴えている。心筋炎や妊娠への影響、「感染拡大防止」の説明も争点に