「琉球独立論」は何を狙うのか 歴史・基地問題を利用した沖縄切り離し工作
中国国営国際放送CGTN(China Global Television Network)は8月4日、英語による歴史ドキュメンタリー「The forgotten Ryukyu(忘れられた琉球)」を配信した。中国の専門家による解説に古地図や古典籍を組み合わせ、琉球王国と中国、日本の歴史的関係を描いている。
これに対し、一般社団法人沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏は8月5日、X(旧Twitter)で動画の構成を分析し、中国共産党(中共)政府による東シナ海の海洋権益主張と、日米同盟下にある沖縄の法的地位を揺さぶる認知戦であるとの見方を示している。
動画は主に三つの論点で構成され、第一に、琉球王国が500年以上にわたって中国の冊封・朝貢国であり、独立した海上国家であったと説明。冊封使の記録や古地図「中山伝信録」などを示し、久米島より西に位置する釣魚島、すなわち尖閣諸島は中国の国内領域であり、琉球の領域外であったと主張している。
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