「流産の可能性」水面下で言及も公では「懸念なし」 ファウチ氏のSMS公開で全米に波紋
米共和党の上院議員らは、パンデミック下においてコロナ対策を主導した国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ元所長が公務用スマートフォンでやり取りしていたショートメッセージ(SMS)を新たに公表した。メッセージには、ファウチ氏が非公式に「理論上、コロナワクチンが妊婦の流産と関連している可能性がある」と言及していた内容が含まれていた。
しかし、同氏は公の場では「妊婦に対するワクチンの危険信号(懸念点)は見つかっていない」と述べており、公私での言動の食い違いをめぐって再び議論が再燃。議員や市民から厳しい批判が浴びせられている。
共和党のランド・ポール上院議員とロン・ジョンソン上院議員は10日、ファウチ氏が2021年1月に送信した一連のメッセージを公開した。当時、ファウチ氏は米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長(当時)やビベック・マーシー公衆衛生局長官らと、妊婦に対するコロナワクチンの接種リスクと安全性について協議を行っていた。
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