2026年3月4日、中国共産党の全国政治協商会議が開幕した。北京の人民大会堂付近で、警察犬を連れて巡回する警察官(Pedro PARDO/AFP via Getty Images)

分析 中国共産党が新たな出入境規定 戦争準備か それとも大規模動乱への備えか

中国共産党(中共)当局が最近発表した新版の出入境管理規定について、多くの人が中国共産党の鎖国政策、米中技術戦争、人権侵害などの観点から論じている。

しかし、中共が戦争準備のために自国民の出国を制限し、その背後には人質を確保し、戦場の捨て駒を準備する意図が隠されているとの分析もある。一方、中共が国内の大規模な動乱に備え、国民の逃亡を防ごうとしているとの見方を示す専門家もいる。

中共当局が最近発表した新版の出入境管理規定は、今年9月15日に正式施行される予定だ。新規定は議論を呼んでおり、主に高リスク国への渡航に対する出国の自粛勧告、輸出管理や技術安全保障に関係する人員への行政上の制限、出国制限の決定権を県級以上の公安機関へ委ねること、出入境仲介業者を全面的に管理下へ置くことなどが含まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
ここ数年、中共は時代の流れに逆行する政策を進め、多くの中国人が相次いで国外へ逃れようと、あらゆる方法で国境を越えてきた。米国務省の最新の渡航警告によると、米国で生まれた市民であっても、中国へ行けば中共に拘束される危険がある
米アップルは10日、2026年秋の新製品発表会を開き、iPhone 18 Proシリーズなどの新製品を正式に発表した。発売前にもかかわらず、中国本土ではすでに多くの業者が折り畳みiPhoneの予約代行サービスを出品しており、転売業者による購入代行料は最高で約11万円に達している
G20は本来、世界の主要経済国が政策を調整し、共通の利益を探る場である。しかし米国が示した議長声明を19のメンバーが支持し、中国共産党(中共)だけが反対票を投じた。それは何を意味するのか
米元運輸長官・労働長官のエレイン・チャオ氏が、中共政府系組織に関連する複数の役職に名を連ねていたと米メディアが報じた。チャオ氏側は全面的に否定している
習近平が米側との会談で口にする「トゥキディデスの罠」。その言葉の裏には、米中を単なる「大国同士の競争」と見せ、両国の政治体制の違いを覆い隠す狙いがあるという。専門家が指摘する中共の思惑とは