2013年5月30日、韓国・漣川郡で行われた合同軍事演習 ( Chung Sung-Jun/Getty Images)

米韓演習を異例の途中終了 王毅訪韓で朝鮮半島巡る駆け引き強まる

トランプ大統領は、米韓合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」の大幅な縮小と前倒し終了を指示した。トランプ氏は、金正恩氏が自身の呼びかけに応じたとの認識も示した。北朝鮮の官製メディアは米韓演習を批判したが、トランプ氏を名指ししなかった。一方、中国共産党(中共)の王毅外相も韓国入りした。王毅が韓国を公式訪問するのは2021年以来となる。

米韓両国は当初、8月17日から27日までの11日間、定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」を実施する予定だった。韓国軍約1万8千人が参加し、「防御作戦演習」と「反攻演習」の2段階で行われる計画だったが、関係者によると、21日に予定より早く終了する。

アメリカ国防総省は声明で、トランプ氏の指示に基づき演習を前倒しで終了すると発表した。規模は縮小するものの、「必要な即応態勢と訓練目標は維持する」としている。

▶ 続きを読む
関連記事
誘拐、監禁、身代金要求、臓器売買……。東南アジアで相次ぐ中国人失踪。なぜ、これほどの犯罪が野放しになっているのか
最新の統計によると、2025年の台湾の薬物事件は容疑者4万7千人、押収量1万3千kgを超え、近年で最多となった。薬物の前駆原料の92%が中国から流入しており、中国は台湾の薬物供給網の最大の供給源となっている
欧州が再び不穏な状況になっている。10月30日、イタリア各地で大規模な抗議活動が発生した。フランスとドイツでも、市民が10月31日に街頭デモを行う準備を進めている。ドイツの当局者は、フランスの混乱がドイツでも繰り返される可能性を懸念している。
米太平洋陸軍のロナルド・クラーク司令官は10月27日、中国が2027年までに台湾への武力侵攻に踏み切る可能性があるとされる「デービッドソン・ウィンドウ」について、「依然として有効だ」と述べた
米中間選挙後、米国とイスラエルがイランへの大規模攻撃を再開する可能性が浮上。72時間の集中攻撃やナタンズ近郊の地下核施設が焦点となる中、イランは周辺国との外交交渉を進める一方、ホルムズ海峡封鎖やミサイル攻撃を切り札としている