AI軍備競争 次の主戦場は宇宙 米中が自律システムで競争
今年夏、1か月足らずの間に「世界AI大会」と「世界ロボット大会」が上海と北京で相次いで開かれた。その間、トランプ政権は「外国製の先進ロボット設備」を国家安全保障上の規制対象に加えると発表した。8月17日には、ホワイトハウスが2025年にトランプ氏が発表した「国家安全保障戦略」を具体化する「国家安全保障科学技術戦略」を公表した。
米中のAI競争は、モデルの性能や計算能力を競う段階から、自律システム、宇宙、水中技術までを含む国家安全保障上の競争へと広がりつつある。
専門家は、AIを巡る軍備競争について、「誰がより速く計算できるか」ではなく、「誰がよりうまく統合し、幅広く活用し、素早く対応できるか」を競う段階に入ったと指摘する。
関連記事
元Anthropic研究者のジェイコブ・コクソン氏が、OpenAIとAnthropic内部に中国のスパイがいると主張。公開証拠は示していないが、AI技術流出やサイバー攻撃、自律型システムの軍事利用に警鐘を鳴らす
フィリピン軍は、中共が9月に南シナ海の重要な敏感海域に派遣した軍艦と海警船の数が、ほぼ倍増したと明らかにした。先週末には、中共のJ-16戦闘機がフィリピンの哨戒機に危険な接近を行い、フィリピン側の抗議を招いた
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
ロシア・イルクーツクの抗ペスト研究所で28歳の女性職員が原因不明の重い肺炎で死亡。WHOはロシアに追加情報を求め、「2人目の職員も原因不明の肺炎を発症した」との報道についても説明を求めている
欧州議会は、中共に対する強硬姿勢を求める決議を圧倒的多数で採択。台湾海峡での海軍艦艇の継続展開や共同演習を求め、中国製EVや過剰生産、中露関係にも警戒を示した