6月9日、北朝鮮・平壌の地下鉄開城駅で、習近平の訪朝を伝える朝鮮労働党機関紙「労働新聞」を見る人々(Getty Images)

4代世襲へ動く金王朝 後継者現れない習近平体制 対照的な中朝の権力継承

韓国の情報機関は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の娘、金主愛(キム・ジュエ)氏について、後継者として位置付ける段階に入ったとみている。平壌では、金一族による4代にわたる権力継承の可能性が浮上している。

一方、国境を挟んだ中国では、中国共産党の習近平が2027年の指導部人事を控える中、後継者とみられる人物を明確にしていない。毛沢東時代以降に形成されてきた指導者交代の慣行から、習近平が離れていることが背景にある。

中国情勢を長年分析してきた大紀元のコラムニストである何清漣氏は、北朝鮮との対比から、中共が抱える根本的な弱点が浮かび上がると指摘する。世襲でも競争的な選挙でも次の最高指導者を決めない体制では、最高権力をどのように引き継ぐのかという問題が残るためだ。習近平は4期目を目指すかどうか、公には明らかにしていない。

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