Anthropicのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)はこのほど、AIモデルの能力向上のペースを落とさなければならないとする文章を発表した(RICCARDO MILANI/Hans Lucas/AFP via Getty Images)

異例 OpenAIのアルトマンCEOとマスク氏がAI開発の減速を支持

研究者らが人工知能(AI)の安全性について相次いで強い警告を発し、広く議論を呼んだことを受け、OpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と宇宙開発企業スペースXのイーロン・マスクCEOは、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOの呼びかけに応じ、AI開発の減速を支持した。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、アモデイ氏は9月12日に発表した文章で、AI技術の発展速度が今年夏に「急激に加速した」ことを受け、テクノロジー業界は「AIモデルの能力を向上させる速度を落とさなければならない」と指摘した。

アモデイ氏の警告により、アンソロピックが準備を進めている新規株式公開(IPO)は一段と複雑な状況となった。市場では、同社のIPOが史上最大規模になると予想されている。アンソロピックは早ければ前週にも目論見書を提出する予定で、IPOによる同社の評価額は2兆ドルを超える可能性があったが、現在まで提出されていない。

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