ブラジル大統領選で、左は現職のルラ大統領、右はボルソナロ前大統領の長男フラビオ・ボルソナロ上院議員(Getty Images)

米中も注視するブラジル大統領選 南米の地域大国の経済・外交路線を左右

ブラジルで4日、4年に1度の大統領選が行われた。現職のルラ大統領と、ボルソナロ前大統領の長男フラビオ・ボルソナロ上院議員が、南米最大の経済大国のかじ取りをめぐって争った。両氏は政治的立場が大きく異なり、選挙戦は事実上、両氏を軸に展開した。

今回の選挙では約1億5900万人が有権者となり、今後のブラジルの政治路線を左右する選挙となった。1回目の投票で両氏とも当選に必要な過半数の得票には届かず、25日の決選投票に進むことが決まった。

大統領選と同時に、27州の知事、州議会議員、下院全513議席、上院81議席のうち54議席も改選された。

▶ 続きを読む
関連記事
米太平洋陸軍のロナルド・クラーク司令官は10月27日、中国が2027年までに台湾への武力侵攻に踏み切る可能性があるとされる「デービッドソン・ウィンドウ」について、「依然として有効だ」と述べた
米中間選挙後、米国とイスラエルがイランへの大規模攻撃を再開する可能性が浮上。72時間の集中攻撃やナタンズ近郊の地下核施設が焦点となる中、イランは周辺国との外交交渉を進める一方、ホルムズ海峡封鎖やミサイル攻撃を切り札としている
エヌビディアCEOフアン氏と親密だった中国人女性に、中国共産党への情報提供疑惑が浮上したと米紙NYTが報道。トランプ氏は1年前に把握しながら具体的な措置は取らなかったという
米通信委員会は、中国国内のすべての試験機関による米国向け電子機器の適合性試験を禁止する方針だ。2028年12月から新規制を適用。2025年には電子製品の82%が中国で検査された
全米少なくとも6か所の米軍基地で、冷凍・冷蔵設備が遠隔操作された疑いが浮上。大量の食品が廃棄され、国防総省がサイバー攻撃として調査している。フランスのスーパー350店以上でも同様の被害が確認された