【分析】中国ロボット産業 活況の裏で露呈する「技術・資本バブル」
中国共産党政権がハイテク産業の育成を政策的に推進するなか、ロボットのメーカーが相次いで誕生している。一方、株式上場を目指す企業が列をなす半面、経営破綻に追い込まれる企業も続出するという異例の事態が起きている。専門家らは、ロボット業界で技術と資本の両面にバブルが生じていると指摘している。
中国のロボットメーカー、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)は10月21日、新型の個人向け警護ロボット(H2 X功夫伝奇守護者)を発表した。人型ロボットで、強盗などの被害に遭った際に持ち主を守ることを想定している。車を持ち上げ、車の下敷きになった人を救出することも可能だとしている。
ただ、同社の創業者兼最高経営責任者(CEO)、王興興氏は、今年の世界ロボット大会に出席した際、現状のロボットは簡単な作業の一部をこなせるものの、作業効率は依然人間に及ばないと認めている。特定の環境で十分な訓練を積めば、作業の成功率はほぼ100%に達する場合もあるが、扱う物品を変えたり、周囲の環境をわずかに変えたりするだけで、成功率は大幅に低下するという。
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