世界パレードの前夜、中共が法輪功に対して大捜査を展開

ニューヨークにおける4.23パレード及び百万人脱党を声援するパレードが行われる前夜、空前の緊張にある中国共産党は法輪功学習者に対して、7.20以来の最大規模となる全国的な大捜査を展開した。同時に新華社は22日、新華ネットで、党員に“規律を厳守せよ”との評論を発表した。

今回法輪功学習者に対する捜査は全国規模で展開されたものであり、99年7月20日以来来の最も広範囲となる迫害であると、法輪功関連ホームページ明慧ネットが22日に報道した。

情報によると、民衆の政治嫌悪及び政治迫害を恐れる心理を利用し、北京はすでに法輪功を“反動政治組織”と決め付けることで、迫害の雰囲気及び口実を作り出そうとしているそうだ。三月に、全国各地で法輪功学習者の家財を没収するとの緊急指令が発布されて以来、各地の法輪功学習者が拉致される案件が増加しているそうだ。

明慧ネットの報道によると、山東省は昨晩から警備体制に入ってから、たくさんの法輪功学習者が拉致されたと推測されるが、具体的な人数はまだ把握されていない。山東省済南地区の警察は全国における大捜査に関する会議を開いた。4月21日の夜からたくさんの通りの交差点で、法輪功学習者を狙っての車両検査が実施されていた。警察は“自動車の整備及び免許証も見ない、ただ運転手の顔つきが修練者のような善良な人に見えるか否かで判断する”という。

また、胡錦濤主席が山東イ坊を訪問する前に、公安部はイ坊公安局に「法輪功の活動を発見したら、直ちに逮捕して重刑に処せ、公安はいかなる責任も負わない」と電話で通知した。胡錦濤主席が“ウエイチャイ”を参観する際に、接見した労働者の三分の二が警察に代えられ、胡錦濤主席と握手した会社の運営者も警察だという。

山東省以外に、江西省宜豊県の警察は4月6日から7日において、県内の法輪功学習者に対する大捜査を通して、精進して動揺しないと思われる法輪功学習者は全部拉致されたという。また、四川広安市で、公安内部は4月10日から五日間にわたる秘密緊急会議を開き、密議の内容は主に法輪功学習者に対する新たな大規模な迫害計画だという。ウルムチ市の各派出所では、公然と法輪功学習者を迫害する懸賞を掲示したという(迫害の証拠とならないよう、告示には公印は押捺されていない)。

そのほか、湖北省武漢市では管轄下の党員に対して、法輪功学習者を拉致し、家財を没収する際に、『共産党についての九つの評論』を一冊でも発見した場合、4年の実刑を処するとの指令が出されたようだ。

脱党ブームが広がる中、サイトでの脱党人数はすでに百万を越えた。内部の情報によると、今回の大規模な迫害は脱党ブームと直接な関係があり、海外の法輪功関係メディアが発表した『共産党についての九つの評論』は、中国大陸で大量に流転されるため、きわめて大きな社会的影響をもたらした。そのため共産党は全国範囲で学習者に対する計画された迫害が展開され、その手段もさらに残酷である。

大陸各地の情報源から、秘密な迫害行為はすでに全国規模で展開されているそうだ。“各地の公安内部に、法輪功の真相を知り、そして歴代の政治運動における共産党という邪教の邪悪な本質を見抜いた警察が、法輪功に対して同情を示した。「共産党の迫害計画が思い通りにならないように、気をつけてください」と警察たちは学習者たちにその心からの願いを伝えた”、と明慧ネットが報道。

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