歯周病のツボ療法

【大紀元日本5月1日】歯周病の早期に歯が浮く、噛む力が弱い、寒熱刺激に過敏、歯痛などの症状が見られる。病気が進めば、重い歯肉炎、歯槽膿漏などの病状が現れてくる。ビタミン類の欠乏や、飲酒、喫煙、甘い食品の過食、口腔衛生不良、及び慢性疾患などの条件の上で歯周に細菌の感染は病気の原因と思われている。

歯周病の歯痛に簡単なツボ指圧

歯周病の歯痛にツボの指圧法は応急治療として有効である。一般の場合、合谷穴、下関穴、頬車穴に親指で各3分間指圧すれば、歯痛の軽減或は消失の効果が得られる。

1、合谷穴の位置:第一と第二の中手骨の間、第二中手骨の真中にある;
2、下関穴の位置:耳の前方、頬骨弓中心の下縁のくぼみにある;
3、頬車穴の位置:下顎角の前上方一横指のくぼみ、噛むときの咀嚼筋最高点にある。

指圧の方法:先ず親指の指腹部をツボに当てて、ツボの周囲に重だるさの感じが出るまで力を徐々に加えて、10分-15分押える。それから、親指の付け根を使って、重だるさの感じが消えるまで10分-15分軽く揉む

歯痛は、手で合谷のツボを押すことで軽減できます(Shutterstock)

 

新店栄星中医診療所院長 中西医師、頼正均 
住所: 台北県新店市大豊路24号