七・一脱党日、世界各地で応援集会

【大紀元日本7月6日】中国共産党創立記念日である7月1日は、このほど世界脱党サービスセンターの提唱により、中国共産党から脱退する「脱・共産党の日」、7月は「脱・共産党の月」と命名された。大紀元新聞社は当日、社説を発表し、「7月1日、中国人の悪夢の開始日。中共、人類罪悪の標識。中共が創立されたこの半世紀の間、中国民族に巨大な災難を及ぼし、彼らが起こした多くの運動は8千万人の非正常的な死亡人数を齎した」と、「脱・共産党の日」の提唱にエールを送った。

「脱・共産党の日」の提唱に、中国本土及び海外での反応が見られ、7月1日の一日だけの脱党人数は3万2千人に上り、一ヶ月以来の記録を更新した。世界各地でも応援の活動が行われた。

中国大陸

47名の元軍隊幹部の集団脱党声明を含め、この一ヶ月以来、最も多くの人々が当日、大紀元サーバ上で脱党声明を発表した。

香港

約2万人参加の「七・一応援」パレードが当日の午後3時に開始され、「世界が中共に告別」、「邪悪から脱れよう、中共よさらば」、「脱党で自らを救う」及び「天が中共を滅する」等の横断幕が見られた。

台湾

7月1日の「脱・共産党の日」を応援するため、その前日に「世界脱党サービスセンター」、「台湾、中国投資で迫害を受けた者の協会」、「台湾、法輪功学習者救出協会」、「清流民主同盟」と「大紀元時報」は共同で、台北NGO会館において「七・一脱・共産党の日を応援、台湾不欠席」というテーマの記者会見を開き、台湾立法委員秋菫氏が出席した。

米国イリノイ州

イリノイ州にあるニレシ村は6月29日、「九評」が呼んだ脱党ブームのため、市議会を開き、百万脱党者達に褒章を与えることを全員賛成で可決した。

脱党ブームに米国社会も関心を寄せつつある。ニレシ村の表彰の前に、既に米国国会議員、米国イリノイ州、ドイツ国会議員、米国ミズーリ州にあるカンザスシティーの市長などの政治要人が、脱党ブームに対し支持と関心の意を表明した。

上述の他、デンマーク、ニュージャージ、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、モントリオール、シドニー、メルボルン、ミュンヘン等の地域も、「七・一脱・共産党の日」を応援するため、集会やパレードなどの活動を行った。

イスラエル

オーストラリア・シドニー

デンマーク

アメリカ・カリフォルニア 集会

カナダ・モントリオール 集会

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私は経済記者として1990年代後半から日本経済、そしてさまざまな産業を見てきた。中でもエネルギー産業の持つ力の巨大さ、社会全体に影響を与える存在感の大きさが印象に残り、働く人の真面目さに好感を持った。特にその中の電力産業に関心を持った。