脱中共400万人目前、世界各地で応援集会

【大紀元日本9月1日】8月27、28日の二日間、「脱中国共産党」表明人数が400万人を目前に、世界各地で応援の集会が行われ、この歴史的展開の推進を誓い合った。大紀元社説「九評共産党」が引き金となった中共とその関連組織からの脱退運動が、去年12月末に発足して以来、海外で反響を呼び、すでに中国全土に波及している。中共当局はこの事実を否定しているが、増え続ける脱党の動きになすすべがないようだ。

●台湾台中市-28日、1万5千人の声援集会デモ

台湾台中市では、1万5千人が28日台中に集まり、「400万人の脱中国共産党を声援する」盛大な集会を行った。集会は、「台湾民主人権大連盟」と「中共と決別する全世界大連盟」が主催し、全世界大紀元新聞グループの総裁・謝田氏、全新聞局長・林佳竜氏、李登輝前総統の親友で台湾総会長・黄昆虎氏、台湾大学政治部教授・明居正氏と陳栄利氏らがスピーチした。

「中共と決別する全世界大連盟」の台湾地区スポークスマン・陳昌輝氏は、「今は中国人民が命の危険を承知で中国共産党と決裂する肝心な時期、全世界各国で1万人近くの華僑が街頭で署名活動し、脱共産党を声援している、台湾民衆も彼らと力を合わせて、中国共産党という中華民族を百年近く苦しめてきた悪党を平和的に解体させ、中国共産党が存在しない新しい中国を迎えるよう頑張るべき」と意気込みを語った。

中国大陸の脱党する学生にエールを送る大学生の団体

●ニューヨーク―28日、フラッシング、チャイナタウン

●サンフランシスコ―27日、チャイナタウン

●東京-28日、新宿地区パレード

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私は経済記者として1990年代後半から日本経済、そしてさまざまな産業を見てきた。中でもエネルギー産業の持つ力の巨大さ、社会全体に影響を与える存在感の大きさが印象に残り、働く人の真面目さに好感を持った。特にその中の電力産業に関心を持った。