発掘!世界「花形」文化、お遍路さん~世界遺産化への道~(2》

【大紀元日本1月11日】お遍路さんは四国を、「お四国」と呼びます。四国全体が尊い霊場です。山と海の遍路(へじ)をめぐり、山川草木の全自然の神仏を巡拝します。山に神々が棲むという山岳信仰が、大本にあるのです。山に篭って修業し有難い験(しるし)を得る、日本古来の修験道が誕生します。そして海上の彼方に仏の浄土があるとする、補陀洛(ふだらく)渡海の信仰とが結ばれました。四国を母のように抱擁する海(水の神)と、父のように峻厳な山(大地の神)を跨ぎ歩きながら、天にいらっしゃるお大師様と同行二人で、癒しのお空と一つになることを願います。お遍路さんは、お空の海(空海=お大師さん)の一滴なのです。

四国八十八カ所のお遍路みちの文化は、一巡しても終わりではありません。限りなく循環する生命への巡拝が、四国のお遍路さんの姿として今日まで継承されてきました。一カ所の聖地を目指す巡礼ではなく、聖地全体を何度も循環する巡礼方式は世界に類例がなく、お遍路さん文化のアピールポイントになっています。

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