【大紀元日本7月26日】インド北西部サハランプア市から約20キロを離れた辺鄙な小さい村で、読み書きのできない少年が、一晩で英語や科学知識を身につけた天才に変身したという。
報道によると、少年ラジェシ君(14)は、昨年7月のある日、庭を囲う塀を作るために兄に手伝い作業をしていたときに、精神に異常のある父親に何度も繰り返されて邪魔された。繰り返されて邪魔をする父親に対して腹が立ち、その場にあったレンガを父親の頭に目掛けて叩きついた。父親は血が流れて倒れた。事件後、ラジェシ君自身がショックを受け落ち込み、3ヶ月にわたり、一言も発することはしなかった。
3ヶ月経ったある日、ラジェシ君の身に不思議なことが起きた。昨年10月のある朝、少年が寝起きたときに、初めて3ヶ月ぶりに口を開いた。しかし、出てきた言葉が流暢な英語だった。字の読めない少年は一夜で科学に強い興味を示し、物理、化学および数学など各学問の豊富な知識を掌握し、理科系の学者および大学生からの質問も簡単に解けてしまうという。
2006年11月、インド系アメリカ人企業経営者のヴィノド・グプタ氏がインドで創設した有名高校「ウィリアム・ジェファーソン・クリントン科学技術研究センター(WJCSTC)」がラジェシ君を破格の抜擢で入学させた。現在ラジェシ君はすでに3つの異なる学科の論文を完成させ、さらに研究に参与する計画を立てているという。
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