中国の10歳の少女、手足を縛ったまま3キロ泳ぐ

中国で10歳の少女が手足を縛られたまま3時間かけて川を3キロ泳いだ。新華社が4日に伝えた。児童虐待との見方も浮上している。

新華社によると、湖南省出身のこの少女は長江の支流を3キロ泳ぎ、最終的にギネス世界記録に認定されることを望んでいるという。

少女の父親は「次回はさらに長距離を泳ぐ予定で、安全のため、わたしがボートで追走する」と話しており、娘のことを「水泳の神童」と呼んでいる。

中国では過去に8歳の少女が、バイクで追走する父親とともに、海南省から北京までの3560キロを走り切った例がある。このときは、国内メディアや専門家などが、このような過酷な運動は体へのダメージが大きく、成長過程にも影響を及ぼしかねないとし、虐待に近いと非難していた。

今回の水泳の件についても、世間では非難の声が挙がっている。新華社は「手足を縛って泳ぐなんて危険だ。もし筋肉がつり、おぼれたらどうするんだ」という学生の声を伝えた。

中国では来年8月の北京オリンピックを前にスポーツ熱が高まっており、記録更新に対する関心も強まっている。また、国民の間ではメダル獲得数が参加各国中トップになるとの期待感も高まっている。

[北京 4日 ロイター]
関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。