台湾立法委員ら、大陸の臓器移植関与の医師らの入台禁止求める

【大紀元日本11月3日】中国医師が台湾で行っている臓器移植斡旋について徹底調査が必要であるとして、台湾立法委員・田秋菫氏、陸委会法制局局長、米人権法律協会アジア地区執行長らは10月29日、台湾立法院で記者会見を開き、台湾にて臓器移植斡旋を行う中国大陸の医師らに対する徹底調査を求め、学術交流を名目にした台湾訪問を禁止し、臓器売買の斡旋に関与した医師を厳重に処罰することなどを呼びかけた。

中国医師が台湾で臓器移植患者の斡旋事件が報道されてから、台湾行政院大陸委員会は現在、台湾患者を斡旋して中国大陸にわたり臓器移植を行った一部の大陸医師を掌握している。陸委会ならび衛生署は近日中にこれらの医師を対象に、学術交流の名目で台湾にて臓器移植患者の斡旋を禁止する書簡を送ることを明らかにした。

陸委会法制局局長・楊家駿氏は、臓器の不法摘出の懸念が一掃されるまで、両岸の臓器移植医学交流に特別に関心を寄せることにし、中国大陸の特定医師が台湾で患者を斡旋している実態を中共の関係部門に連絡し、対岸の処理が適切でなければ、中共当局が今年5月1日に公布した「人体臓器移植条例」は実行されていないことが分かり、中国臓器売買の状況は依然として深刻であることが明らかになるとした。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で臓器提供を「見義勇為(勇気ある善行)」として表彰する制度が拡大中。移植数と提供数の大きな差、学校での啓発、増え続ける失踪事件。 なぜ今、人々はこの動きを直感的に「怖い」と感じているのか
中国の医師が、心臓移植ドナーの多くは他省や南方から来ると暴露。異常な短期間で適合臓器を見つける「逆マッチング」や、一晩で9件もの手術を行う医療現場の闇、生体臓器収奪への関与が疑われる実態に迫る
中国で、人体の臓器提供を「見義勇為」として表彰・優遇する制度が広がりつつある。だが、この動きをめぐっては、中国国内で強い警戒感が広がり、ネット上では「誰のための制度なのか」と疑問の声が相次いでいる
国際NGO追查國際は2025年12月19日、武漢の主要病院で臓器移植が大量かつ短期間で行われている実態を示し、中共当局が主張する「市民による臓器提供」とは異なる供給構造が存在するとする報告書を発表した。報告書は、法輪功学習者の生体臓器収奪や、一般市民への被害が組織的に行われている疑いを指摘している
中国本土で、48歳の男性が死亡し、その後、家族が複数の臓器を提供したとする報道が注目を集めている