【大紀元日本12月11日】
1.開放特区
<中国のとある鎮の中学校で>
歴史の教師 「では、我が国の創始者である毛主席の歴史的意義について、転校生の李君、答えてもらえるかな?」
小李 「え~と、え~と」
教師 「ほら!共産革命の父である毛主席だよ。こんなにヒントを出しても駄目なのかな。どこの中学校でもこれぐらいは教えているはずだよ」
小李 「知りません!教えられていません!」
すると、教師は教科書をハタと教壇の上に置き、眼鏡の奥から知的な視線を小李に投げ掛けると、
教師 「君はどこの開放特区出身だ?私も是非移住したい!」
2.おみやげ
<日本のある同窓会で>
教え子 「先生!かつての在学中は大変にお世話になりました」
恩師はよる歳月に白髪が増え、目もすっかり衰えていた。
恩師 「私もすっかり疲れ果ててね。教え子の元気な姿を見るのが何よりの楽しみだよ」
教え子 「私は、先日旅行から帰ってきましてね。そんな先生のために目・肩・腰に効く大変体に良い食べ物をおみやげとして買ってきました」
恩師 「君は在学中、わしを困らせる問題児だったが、こんな立派な社会人になって……」
恩師は、かつての教え子の温かい心づくしにすっかり感激し、眼鏡をはずして涙を拭った。
教え子 「しかし、問題点が一つあります」
恩師 「???」
教え子 「それは……、中国製なのです!」
<中国の全人代で、共産党幹部の報告>
党幹部 「今や、我が国は改革開廟xun_ネ来二桁台の経済成長を続け、隣国の小日本や偽台湾にはGNPでは 肉薄しつつある。まさに復活した大国だ!」
人民代表一同、熱狂的な拍手の嵐 「很好!很很好!(大変に素晴らしい)」
党幹部 「経済のみならず、我が国軍事費の伸びはめざましく、250万の兵力を誇り、小日本をはる かに凌ぎ、米露に比肩すべき存在になった。まさに強い大国だ!」
人民代表、両手を真っ赤に腫らしながら、さらに我慢して熱狂的な拍手の嵐 「很好!很很好!」
党幹部 「以上のようなことからして、我が国の国際的評価は間違いなく大国だ!」
人民代表、最後の力を振り絞って熱狂的な拍手 「很好!很很好!」
党幹部はここで、読みあげている原稿をハタと置くと、マイクに向かって声を低めて言った。
「しかし……、我が国は全体では国際的な大国なのだが、爆発した人口で割ると一人当たりのパイが少なく小国で……、従って実際は中国なのだ」
人民代表一同 「・・・・・・・・」
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