【大紀元日本1月21日】ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝は、ナイアガラの滝、ヴィクトリアの滝と並んで、世界三大瀑布(滝)に数えられる名瀑。また、イグアスには670平方キロメートルにおよぶ巨大な国立公園がある。イグアスの滝は1542年、スペイン人の宣教師によって偶然に発見された。滝を取り巻く幾重にも重なり合ったU字型の渓谷に流れ落ちる激しい水煙は密林の上空に立ちこめ、その轟音は数キロ先まで聞こえるという。
(写真=AFP)
イグアスの滝には大小270以上の滝が流れ、壮観な半環型の瀑布群を形成している。滝幅は、約4,000メートル、最大落差は80メートル。
(写真=AFP)
下へ向かって下りていくと、滝の水が沸き返り、落ちていく壮大な勢いを感じられるだろう。渓谷の見所である『悪魔の喉笛』は、最も大きくて勢いの激しい滝で、迫力がある。アルゼンチン側からのイグアスの眺めは、上から下を見下ろすかたちになり、水の轟々と流れる様は圧巻である。ブラジル側からは、下から上を見上げるような景観で、まるで水のカーテンが飛沫をあげて天から降ってくるような眺めである。
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