清代古墓、民家の中から発見される=中国・重慶

【大紀元日本8月19日】先ごろ重慶市沙坪壩小龍坎で清代の豪華な古墓が発見された。墓室の蓋石だけで1トンあるこの立派な古墓は、以前は完全に民家の中に隠れており、墓室の上はレストランになっていた。また、墓碑は民家の裏壁になっていたという。

「重慶晩報」によると、この古墓は小龍坎の康寧村地域の道路に面した山の斜面上にあり、一帯は現在、街の改造のためにがれきが散乱している。近くに住む楊さんの話では、以前、墓の前には左という人が住んでおり、その家の裏壁が正しく古墓の碑楼だったという。碑楼は現在3mあまり残っており、3つの墓碑と八の字形の壁、反り返った軒先、レリーフからなっている。ただ、長い間煙で燻されたせいで碑楼の上半分は真っ黒になり、レリーフはほとんど見えなくなっている。

墓の主は清代「従五品」官

▶ 続きを読む
関連記事
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した。
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は16日、2035年からのガソリン車・ディーゼル車など内燃機関を搭載した新車の販売を原則禁止する計画を事実上緩和する改正案を公表した。
米IT大手メタ社が、巨額の広告収入を背景に、中国から配信される詐欺広告への対応を長期間にわたり目をつぶってきた実態が、ロイター通信が入手した内部資料で明らかになった。