(神韻芸術団フェイスブックより)

神韻芸術団カナダ公演、観客「百回観ても飽きない」

【大紀元日本9月28日】24日、神韻芸術団のカナダ公演がトロントのジョン・バセット劇場で幕を開けた。中華伝統文化の神髄を再現する各民族各時代の舞踊や古典楽器の調べ、舞台を揺るがす唐の時代の太鼓の演奏など伝統芸能が次々と登場し、華人のほか、欧米各民族の観客も、悠久な歴史を持つ中華民族の智恵と豪華爛漫に輝く文化芸術を絶賛した。

今回の公演は「全世界中国舞踊コンテスト」の優勝者・陳永佳さんと任鳳舞さんを含め、総勢100人以上の華人アーティストが参加した。

オープニングの舞踊『万王が世に下る』では、大型の3Dスクリーンが壮観な仏の世界を描き出し、天上の音楽が響き渡るなか、仙女たちが優雅に舞う。これによって観客は、時空を超越して、古代中国のムードが漂う中、中国伝統文化の源を探求した。 

観客は時には熱烈な拍手、時には息を呑んで無我夢中になり、時には感涙を流す・・・。2時間半あまりの公演で、人々は優美な音楽、舞踊、歌声に酔い痴れ、満場の慈悲深い穏やかな雰囲気に浸った。

1980年のエミー賞受賞者で映画監督兼プロデューサーのJ.Edward Shaw氏は公演鑑賞後、モンゴル族の伝統舞踊「頂椀舞」が特によかったとした上で、「舞台衣装がとても美しい。私がこれまでに観た中国国内の公演とはまったく異なる。これほど素晴らしい公演を中国国内で観れないのが残念だ」と語った。

 

映画監督兼プロデューサーのJ.Edward Shaw氏(撮影=邱愛思/大紀元)

 

公演を鑑賞したカナダ育ちの香港系華人・李姉妹は、「中国文化がこれほど豊かで多彩で、深い内包を持っているというのを生まれて初めて実感した。今日は、自分たちの民族文化との絆を結び、自分たちの根を見出すことができた」と語った。そして、ソプラノ歌手の歌声を絶賛、唐の時代の太鼓演奏が心の底まで響き渡り、その雄大な気勢に圧倒されたという。

 

 

カナダ育ちの香港系華人・李姉妹(撮影=李佳/大紀元)

 

服装デザイナーのジョシ・ファンさんは、「舞台衣装の色彩は非常に鮮やかで上品、私の想像の域をはるかに超えていた」と絶賛した。

バレエダンサーのナオミ・ディゴンさんは、バレエとまったく異なる風格の中国古典舞踊に深く魅了されたと話し、「そのなめらかで優雅な姿、軽やかで多彩な舞いに思う存分楽しみ、目の保養にもなった」という。

 

 

バレエダンサーのナオミ・ディゴンさん(撮影=伊田/大紀元)

 

カナダに来たばかりの中国人サムさんは、初めて神韻芸術団の公演を観た。彼は、「非常に震撼させられた。これこそ真の中国文化である。百回観ても飽きないだろう」と興奮気味に話した。

今年も年末から年初にかけて、神韻芸術団の世界ツアーが始まる。2月始めには来日し、東京、大阪、名古屋、広島で計6回の公演を行う予定だという。

(記者・李佳、翻訳編集・叶子)

 

関連記事
唐代の奇書『酉陽雑俎』を手がかりに、未知を排除せず包容する中国文明の精神と世界の広がりを描き出す。古人の謙虚な姿勢から学ぶ
唐代の奇談集に残る「月を修復する人」の物語。中秋の月に重ねて読みたい、神秘的な月の伝説を紹介します。
茶葉が過酷な製茶の工程を経てお湯と出会い、芳香を放つ姿に人生の試練と成長を重ね合わせたエッセイ。万物が語る生命の理をやさしく紐解きます
西遊記の孫悟空と紅楼夢の賈宝玉。全く異なる人間界の道を歩んだ二つの石は、最終的にどこへ行き着いたのか。両作の共通する生命の軌跡を紐解く名作評論
燃える町から父を背負い、息子を連れて逃れる英雄の姿に、古代ローマ人が大切にした責任、冷静さ、勇気を見つめます。