【草木染めの植物】柿(カキ)

【大紀元日本12月21日】日本の山野に自生しますが、栽培種も多いカキノキ科の落葉高木。甘柿の「富有」「次郎」を始めとして、渋柿の「西条」など種類も多く日本の代表的果実です。古代より「信濃柿」などの未熟な青い果実から採る柿渋は、布や紙の防腐と染色に利用され、今は柿渋石鹸が流行です。柿を食べた後の蔕(へた)はそのまま乾燥し、柿蔕(してい)という生薬に、葉は陰干ししてお茶とします。ビタミン類も豊富に含まれる健康食品です。

また、黒柿は用材から工芸品にまで幅広く利用され、希少価値が高く珍重されています。

【薬用効果】柿蔕は胃に働き、気の滞りを解消します。特徴的な効能はしゃっくり止めです。一日量は乾燥物3~12gを煎服します。干し柿の表面の白い粉状のものは柿霜(しそう)といい、加熱して飴状にしたものが柿霜餅(しそうぺい)で喉の痛みや咳止めに用います。

▶ 続きを読む
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます