【大紀元日本6月11日】大学受験する者にとって、学部や専攻を選ぶことはその後の人生設計において大切なこと。生徒たちはできる限り専攻の就職事情や市場のニーズを分析する必要がある。
最近では工学、会計、金融などが人気だが、専門家は「更に創意的な考え方を持って大学の専攻を選ぶこと」とアドバイスする。あまり注目されない選考が、新分野であって特殊なものなら、将来的にダークホースとなり、就職活動をする時に役立つ可能性を秘めている。アメリカの就職指導サイトは、大学生の就職活動にアドバイスとして10のダークホース的な専攻を選んだ。
1.家庭と消費者学(Family and consumer sciences)
家庭と消費者学では、家庭の経済にかかわる知識などを学び、卒業後は保育事業支援・家庭環境支援・消費者経済・個人資産管理・住宅と栄養などの領域の専門家になることができる。この選考の学生はかなり就職活動の範囲が広く、教師・健康指導士・財務顧問・教育管理などの仕事に就く者もいる。
2.言語学(Linguistics)
言語の構造、形成、歴史、言葉の使い方などを勉強する言語学だが、グローバル化による持続的な新興商業の勢いにのって、言語学の専門家は広い領域でニーズが高まっている。仕事はIT関係・通訳・言語学者・言語の病理学専門家・聴解専門家・マーケティングなどがある。
3.娯楽管理学(Recreation management)
この学問では、娯楽関係の仕事におけるスタッフ管理・計画と実行・予算の設立・安全規則など娯楽施設の管理の勉強をする。学生らの大部分は遊園地・休暇村・スポーツ施設・ホテル・老人サービスセンターなどの業界で仕事をする。具体的には遊園地スタッフ・救急救命士・スキー場警備・警備サービス・エンターテイナー・公園の山林保護員などがある。
4.食品科学(Food science)
美食家が集うのがこの専攻。食物の成分や性質・食品の生産、運送と準備・食品の安全などの知識を勉強する。学生は農業関係・食品科学・食品の味の検査員・飲食業スタッフ・栄養士・工場生産管理人などに就く。
5.包装学(Packaging)
もしあなたが環境保護などに興味があれば、包装学を一つの良い選択としてみてもいい。大部分の包装産業が健康安全と関係があるため、この産業は存続する可能性が高い。そしてこの選考の教育重点は包装の実用性と環境保護についてだ。仕事は食品鮮度管理エンジニア・工業デザイナー・農業と食品科学などがある。
6.犯罪学(Criminology)。
もし、あなたが法律関係のテレビ番組などの訴訟実例に興味があるなら、犯罪学がおすすめだ。犯罪学は人の犯罪心理、犯罪情況、犯罪予防、犯罪の原因理論などを研究する科目だ。就職できる職業は法律関係に多く、臨床心理学者・刑務所監視員・法律執行者・弁護士・犯罪の矯正治療専門家・臨床心理士などがある。
7.社会福祉学(Social work)
社会福祉学は他人を助けることが好きな人に適しており、世界がもっと美しくなっていくことを望むなら、この社会福祉学で人類心理、個人と団体の諮問、社会サービス(福利と住宅補助)などの専門知識を学ぶことが良い選択である。この専門の卒業生が従事できる仕事は児童、家庭と学校の社会従事員、大衆福祉従事員、医療と公共衛生従事員、心理諮問師、精神健康と薬物乱用防止従事員などがある。
8.都市研究学(Urban studies)
どうして都市の中で、ある地区は「中産階級」の区で、またある地区は「貧民区」とされるのか-都市研究学の勉強をすると、コミュニティの発展方向や都市各地域に対する人々の環境などが理解できるようになる。この専攻では、都市環境の特徴を生かす開発方法、地域の犯罪・事件、建築と都市デザインのレイアウトが住民に与える影響などを勉強する。仕事は、都市デザインの計画・地域コミュニティ運営または活動家・公共事業などがある。
9.天然資源学(Natural resources)
学生は天然資源の保存と保護に関する勉強をし、石油・木材・水資源・動植物にまつわる環境など正しく理解することによって、環境への影響を最低にさせていくのが目的である。天然資源学の学生が就く仕事は自然保護の研究者・環境教育の指導者・林農と林業の技術者・公園管理・自然保護区の管理などがある。
10.老年学(Gerontology)
高齢化社会によって、多くの研究者が人類の老衰に関心を持っている。老年学専攻では、人類の老化に関する様態・行為・それによる社会変化などの勉強をする。これらの専門知識は将来的に老人と関わる仕事に就く人にずいぶん役に立つ。仕事は、看護士・医者・医療衛生サービス管理・医療と公共健康管理士・心理健康サービス指導者・ホームヘルパー・介護施設などがある。
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