【大紀元日本7月16日】地球の衛星写真を提供するグーグル・アース(Google Earth)でハンガリーの北東地区を見ると、キリストを思わせる肖像が確認できることがわかった。田園が広がるのどかなこの地区は、いまや欧州各国から信仰深い人や観光客が多く訪れる「奇跡の大地」として有名になっている。
画像中央のうつむき加減の人の姿は、イエス・キリストを彷彿させる。周囲から光を放っているかのように神秘的に写っている(Google Earth)
26歳の英国人青年がグーグル・アースで旅行先を探していたときに発見したという“イエスの肖像”は、ハンガリー北東のハイドゥー・ビハール県・ピュシュペクラダーニ地区の田園地帯で確認できる。長い髪に口ヒゲ、うつむき加減に世を見つめる瞳など、キリストの特徴をとらえたこの肖像は、周囲から光を放っているかのように神秘的に写っている。
「ここはたいてい、墓地のように静かなところです」と、肖像の近くに住むパブ経営者ヤーノシュ・モルナールさん。ヤーノシュさんによると、イエスの肖像について英紙サンで報道されてから現在までに、英国をはじめオーストリア・ドイツ・クロアチアなど欧州各国から300人を超える観光客や信仰者がやって来たという。
「信仰深くない」と自称する地元民のトゥンデ・コバーチュさんは、この地区を特別に神聖視することについて疑問に思っている。しかし「イエスに会うことを望んでいる人がたくさんいることに驚きました。素晴らしいことだと思います」と多くの訪問者があることを喜んだ。
(山本)
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