カナダ安全情報局長官、中国の浸透を証言 カナダ社会で波紋

【大紀元日本7月17日】「ファデンに脱帽!」「カナダの最も才能ある公務員を失わないように」……この一週間、カナダメディアの報道で「リチャード・ファデン」の名前がいたる所で目に入る。カナダ安全情報局(CSIS)の長官を務める同氏が、中国胡錦濤国家主席のカナダ訪問の前夜に、一部のカナダの政治家や政府高官が外国政府の影響を受けているとの発言は、カナダ社会で大きな波紋をよんでいる。

ファデン長官が発言の中で名指しした華人団体や政治家からの強い反応に鑑み、一部の議員が同長官の辞職を求めているが、カナダの世論からは大きな反発が見られる。

「中国がカナダに浸透」発言

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