史上最小のアニメ スマートフォンと顕微鏡で撮影=英国

 【大紀元日本10月2日】携帯電話のカメラと顕微鏡を使った史上最小のストップモーション・アニメが、英国で撮影された。英「デイリーメール」電子版が先月22日、伝えた。

 このアニメーションの題名は「ドット」(Dot)。身長が9ミリしかない小さな女の子、ドットが目を覚ますと、自分の住む毛織物の世界が、まるで糸が解けるように崩壊していることに気づく。ドットは生きのびるために、回転するコインをひょいひょいと走りぬけ、ピンの頭を飛び石のように飛び、ミツバチにまたがって、アクションスター並みの逃亡劇を見せる。一生懸命に走り続けるが、世界の崩壊は止まらない。彼女はとっさに傍らにあった釘2本を手に取り、崩れ続ける世界と向き合って戦う。最後に、乱れた世界をすばやく織って布にすると、それを毛布にして再び安らかな眠りにつくという物語だ。

 同フィルムは、英国のアニメ制作スタジオ・アードマン (Aardman)が、ノキアN8スマートフォンを顕微鏡に装着して撮影した。3Dプリンターで作られた50種類のドットを一つ一つ手作業で色づけし、極細のワイヤーを人形の背中に装着。一コマずつ異なる動作のドット人形を手で動かし、走っている姿を作り上げた。

 同フィルムは、史上最小の映画としてギネス世界記録に認定された。

 YouTubeより

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(アニメーション「Dot」)

(翻訳編集・柳小明)