【大紀元日本10月13日】米航空宇宙局(NASA)は8月10日、チャンドラX線観測衛星(青色)、ハッブル宇宙望遠鏡(金と茶色)、シュピッツァー宇宙望遠鏡(赤色)の3つの望遠鏡から合成された衝突しあう2つの銀河の美しい合成画像を公開した。

地球から6200万光年離れたカラス座にあるこの対の銀河は、触角銀河(Antennae galaxies、アンテナ銀河)と呼ばれ、中心部からのびる「腕」が昆虫の触角のように見えることが名前の由来となっている。この「腕」は、初期衝突のときの潮汐力(ちょうせきりょく)が作り出したものである。

衝突は1億年以上前から続いており、発生した塵とガスによって多くの星が生まれている。

(Digitized Sky Survey)

(翻訳編集・市村)