中国、ゲーツ長官に台湾への武器輸出を牽制 「核心的利益」を強調

【大紀元日本1月12日】現在中国を訪問中のゲーツ米国防長官は10日、中国の徐才厚・中央軍委副主席と会談した。徐副主席は会談の席で、米中は互いの核心的な国益と重要な関心事を尊重し配慮し合うべきだと強調した。英BBCが伝えた。

昨年1月、米国が台湾に武器輸出をしたことに抗議し、中国当局は米中軍事交流を中断させていた。徐副主席のこの発言はこれを示唆していると英BBCは分析している。なお、ゲーツ米国防長官の訪中は、両国の軍事交流中断以来、初めての米軍事トップによる訪問となる。

徐副主席は会談で、米中軍事関係を発展させるために下記の3点を提案した。

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