イスラエル 中国の水市場に参入
【大紀元日本6月7日】仏主要経済紙「ラ・トリビューン」によると、イスラエルは自国での砂漠緑化の成功後、中国でも緑化を試みているという。イスラエルの水処理技術は世界屈指であり、特に海水の淡水化と灌漑技術は得意な分野である。RFIフランス国際放送が伝えた。
イスラエルの水処理企業数社はすでに中国に進出しており、巨大な中国市場を戦略発展の目標としている。イスラエルのIDEテクノロジーズ社は天津の発電会社と毎年7300万立方メートルの海水を処理できる海水淡水化工場建設の契約書に調印しており、同プロジェクトが完成すれば天津市民1200万人に飲用水を提供できるだけではなく、発電所の運転需要を満足させることも出来るという。
天津の海水処理プロジェクトのため、イスラエルはいくつかの投資銀行と基金参加を組み合わせた。ラ・トリビューンによると、9つの金融機構が天津の海水淡水化プロジェクトに加盟しており、その中には中国発展銀行とイスラエルの投資グループであるインフィニティー・I-チャイナも含まれ、同グループはエネルギーと水処理領域の投資業務を行う。
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