上海の霧に発がん物質=復旦大学の研究

【大紀元日本11月11日】上海市内で発生する霧は色が濃く、発がん性のある多環芳香族炭化水素(PAH)を多種類含んでいたことが、復旦大学の研究で判明した。地元メディア・新民網が10日に報じた。

霧の成分を分析したのは、上海市内にある名門・復旦大学の陳建民教授が率いるチーム。同チームは上海市市街地のいくつかの場所で霧を集め、その成分を分析した。その結果、霧1リットルあたり0.03~6.67マイクログラムの発がん性物質PAHが検出された。国内外の他の地区に比べ含有量が高いという。

チームメンバーの李想博士は、PAHは化石燃料の燃焼や自動車の排気に由来すると説明している。特に冬は暖房使用で化石燃料の燃焼排出が多く、霧の発生しやすい季節でもあるため、汚染の程度がより深刻になる。「霧が濃い時は、できるだけ外出を控え、早朝の運動も取りやめた方がよい」という。

▶ 続きを読む
関連記事
中国南部で今年も大規模洪水が発生。毎年のように街が水没し、住民は「事前通知のないダム放流によって被害が拡大した」「何も知らされなかった」と訴えている
まさか警察まで? 中国・安徽省で、警察当局が公開している複数の電話番号が「料金未納」で利用できない状態となっていた
外資企業の中国撤退が前年比3割増。規制や不確実性を背景に投資意欲が低下し、生産拠点の海外移転も進む。当局は対策を強化するが、政策と実態の乖離が指摘されている
「お化けが怖いので休みます」中国の商店街が一斉にシャッターを下ろした。店主たちが恐れていた「お化け」の正体とは……
「習近平は独裁者ですか?」その一言で15歳の少年は1年間姿を消し、ようやく現れた直後に再び安否不明に。一人の少年の言葉をここまで恐れる国家とは…