【東北再興】消えない傷跡(6)復興をめざして

【大紀元日本12月17日】震災時、澤村隆太さんは、仙台市の東北福祉大学で福祉心理学の学士課程を終了するところだった。予期せぬ形で自分の学問の実践を迫られることとなった。仙台市社会福祉協議会はあったが、養成を受けた唯一のボランティアだったため、仙台市の災害ボランティアセンターの事実上の協調人となった。

澤村さんは、宮城県は、他地域からの情報をつかむことができず、状況を把握しボランティアを効果的に配備することができなかったことを指摘する。その結果、仙台より外の地域の痛手の方がひどかったにもかかわらず、ほとんどのボランティアが、すでに人手は充足し組織化されていた仙台市に配備されてしまった。

「再建」とは構造の立て直しだけに止まらない。居住施設は言うまでもなく優先事項のトップであり、人々の不安のもとだ。しかし、「再建」は地域社会の復興も意味する。

▶ 続きを読む
関連記事
心臓病を防ぐには、胸の違和感や脚の腫れなどのサインに注意を。中医学の視点で、血流を支える養生を紹介します
「書く」だけで医者にかかる回数が減った。研究が示す、ジャーナリングの驚くべき効果。感情に名前をつける、距離を置く、物語にするなど、脳科学に基づく4つの実践法を今夜から試してみましょう
深夜の地下鉄で起きたささやかな善行を手がかりに、日本の「恥の文化」と心の中の「浄土」を読み解く思索録。「お天道様が見ている」という天への畏敬や儒教の教えを通じ、現代人が見失いつつある道徳の根源を問いかける
100万年未満の若い系外惑星「Elias 2-24 b」を確認。惑星形成の初期段階を観測する貴重な手がかりです
耳垢は汚れではなく、耳を守る大切な仕組みです。掃除しすぎの注意点と、受診すべき耳のサインを解説します