23人目のチベット人焼身自殺者、ガソリン引火させ共産党施設を爆破=四川省
【大紀元日本3月2日】チベット民族の正月3日目となる24日、四川省内のチベット人居住区では、共産党支部の施設でチベット人男性がガソリンに引火させて施設を爆破し焼身自殺する事件が発生した。これで一昨年から焼身自殺を図ったチベット人は23人になる。
ラジオ放送局「ボイス・オブ・チベット」(本部・ノルウェー)によると、24日朝方3時50分頃、四川省甘孜州の徳格県温拖郷の仁青里村のチベット人男性ザイシさん(32歳)は村の共産党支部でガソリンタンクに引火させて爆発させた。ザイシさんは即死した。
事件発生後、武装警官が現地の各村に配置されて厳重な警備を敷いている。また、ザイシさんの友人1人が強制連行された。
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