米領事館へ逃げ込んだ「打黒英雄」 王立軍事件で民衆覚醒
【大紀元日本3月28日】「王立軍は『打黒英雄』なのに、なぜ米領事館に逃げ込んだのか」。前重慶市副市長で公安局長を務めた王立軍の米領事館駆け込み事件について、全世界脱党支援センター(米ニューヨーク)には中国大陸から多くの質問が寄せられている。同センターによると、真相を知ることにより三退(中共と関連組織の共青団、更に少先隊からの脱退)を表明する人が以前より増えているという。
重慶で行われた「唱紅(革命ソングを歌い)打黒(マフィア組織を取り締まる)」運動により「打黒英雄」と称されていた王立軍は、重慶市前トップの薄熙来・共産党委員会書記の右腕であり、中国ではよく知られた存在だった。それだけに、王の米領事館駆け込み事件と、その後の薄熙来の解任など一連の出来事に多くの民衆は驚いている。「英雄」は一瞬にして「犯罪容疑者」に変わり得るのであり、中国のような無法社会では、誰もが一瞬にして転落する可能性があるのだ。
脱党支援センターのボランティアを務める李さんは、「事件が起きてから、中国大陸の人々に電話をかけると、みんな王立軍と薄煕来についての話を聞きたがります。中国大陸では報道の自由がないので、情報を入手しにくいのでしょう」と話す。李さんによると、「中共はおしまいだ」と言い切った人もいたという。
関連記事
チェコのプラハ市裁判所で、中共官製メディア「光明日報」の特派員、楊藝明被告の初公判が始まった。検察は、記者の身分を隠れみのに中共の情報機関の指示を受け、チェコやスロバキアで政治・経済情報を収集したと主張
IMFは中国の2026年GDP成長率予測を4.5%に下方修正した。不動産市場の低迷や消費・投資の弱さが続くなか、輸出による下支えにも限界があると分析。世界経済の下振れリスクにも警戒
中国共産党が「中国は素晴らしい」と言えば疑われる。では、アメリカ人が絶賛したら? 米反戦団体の中国称賛、その背後に浮かぶ巨額資金網
カナダ国境サービス庁が、カナダ・中国友好関係促進協」の創設者・容翔遠に対する国外退去手続きを開始。中共軍在籍中の人道に対する罪への関与や、永住権申請時の軍歴虚偽申告を問題視
ロシア連邦保安局(FSB)は、極東サハリン州ユジノサハリンスクに駐在する北海道新聞の30代男性記者をスパイ容疑で拘束・逮捕。記者はモスクワに移送され、現地の裁判所は12月12日まで約2か月間の勾留を認めた。