英国在住中国人女性、投獄された両親の救出を呼び掛ける

【大紀元日本3月4日】一人の中国人女性は英国ロンドンで、中国当局に不当逮捕された両親の救出を呼び掛けている。 

地元紙の報道によると、24歳の于明慧さんはロンドン在住の雑誌記者。法輪功学習者である両親は、その信仰が理由でそれぞれ十年以上の懲役刑に処された。最近、彼女は両親の境遇を公にし、救出を呼び掛ける活動を始めた。

法輪功(ファルンゴン)とは、中国伝統文化の一つである気功の心身健康法。約20年前から一般に公開普及した。心身の健康に効果が高いことから、一般庶民から政府高官や軍の関係者まで、中国社会の各層で学習する人が爆発的に増え、1990年末には愛好者は約1億人に上ったという。当時の江沢民・元国家主席は政権への脅威と受け止め、他の最高指導部のメンバーの反対を押し切って、1999年7月に弾圧を命じた。法輪功の公式サイトは、13年間に及ぶ弾圧によって3500人以上が拷問などで死亡、数十万人は投獄されていると発表した。

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