【大紀元日本4月10日】4月5日から始まった神韻韓国公演は7日、最初の開催地・大邱(テグ)市での最終日を迎えた。会場となった韓国テグ芸術センターは連日の満員。今年で7回目となる神韻韓国公演の人気の高さを、早々と証明するものとなった。
日本海に面する蔚山(ウルサン)から訪れたウルサン文化院の前院長で写真作家でもあるヂェ・ヂンギル(徐鎮吉)氏は、7日午後の公演を鑑賞した後、「ここ(神韻の会場)で神仙に会えましたよ」と言って、にこやかに笑った。
ヂェ氏の神韻鑑賞は今年で2回目。偶然ながら前回と同じ席に座って鑑賞した後、大紀元のインタビューに応えて、次のように語った。
「神仙の仙の字は人偏に山と書きますが、私は山に登ることなく、ここで神仙に会うことができました。韓国の文化は、その情感において、中国文化と一致する部分が多いので、神韻の演目を理解するのに全く障碍はありません。ですから誰が見ても、神韻はすばらしいと言うのです」
ヂェ氏はまた、神韻の演目がもつ特別な意義について「正義」という言葉で表現して、次のように述べた。
「この場合の正義とは、いわゆる信仰であり、人類が内なる魂から発するもののことです。魂の本質は第一に善良なのです。神韻の演目は、それを舞台芸術という形式で見事に表現しています」
ダンサーのしなやかで美しい姿について、ヂェ氏は驚きとともに「これはもはや人間の次元を超えて、神に近い境地まで達しています」と述べた。さらに、男性と女性の司会者の進行ぶりについても、ユーモアたっぷりで面白かったという。
「私だけでなく、多くの人に見てもらいたいですね」
そう語ったヂェ氏は、韓国の文化界では非常に著名な人物で、前職のウルサン文化院院長のほか、前韓国芸総ウルサン支会会長、韓国芸総芸術文化政策研究委員など数多くの公職を兼任している。
韓国公演に続く神韻日本公演は、4月19日~5月1日の期間に東京、西宮、名古屋、横須賀、福岡で計11公演が予定されている。公演の日本語公式サイト:http://ja.shenyun.com/
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